2013年05月23日

ウクレレ教室 ネック接合準備

一週間ぶりの教室でしたが、バインディングをボディにテーピングしていたので型くずれしなくて、そのまま接着することができました。接着時もマスキングテープで留めるだけで済みました。高温低湿だったので午後にはテープを外してバインディングやパーフリングの目違い削りが出来ました。生徒さんには、慣れないスクレーパによるハードな作業でしたが、上手にクリアーしてくれました。

一方、ネックには指板を接着を終えて、次回はボディーへの仕込み調整およびネックの成形を行います。ちなみにネックとボディはΦ8のダボのみの結合なので、接着面はきちんとスリ合わせする必要があります。


craftm_NU_png.JPG





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2013年06月29日

アコギ教室 ネック装着

このギターの生徒さん(OSさん)は、実はアマチュアのシンガー・ソングライターなんです。先日、最近の作品をテープで頂いたのでパソコンでチェロとギターとベースとコーラスにアレンジしてみました。まだ未完成なのですが今日さっそくOSさんに聞いてもらったら、たいそう感激されて私も嬉しかったです。この曲をOSさんがご自分のギターで披露される日ももうすぐです。

フレンチポリッシングを3セッション行なって、表面板がある程度乾いたのを見計らってネックを装着しました。このキットはいわゆるボルトネックジョイントです。ヒール部に2本のW1/4ボルトが差さっていて、ボディ内側からナットで締め付けるというものです。ネックのヒール部とボディはストレートのホゾで勘合されますが、ここには接着材を入れません。接着するのは指板裏と表面板の接触面だけです。ネックの仕込み角度と中心線合わせには、想像どおりけっこう苦労しました。

スペイン式ネックでのフレンチポリッシングでは、指板やネックボトムのキワが塗りにくくて苦労するのですが、今回のは別々なので極めて容易にスリスリすることができました。

▼このギターの使用形態を考えて、もう2セッションほどタンポ摺りして塗膜を厚めにします。それでも通常のラッカー塗装よりは、はるかに薄いです。
craftm_OS_gn.JPG



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2013年08月01日

木工コース 裁縫箱の組立て@

このblogで紹介した見事なウクレレを作られたNMさんが、こんどは小物製作に取り組まれています。

5月に八尾で開催した木工とギターの展示会にお越しになった時に、一目で気に入ったという裁縫箱を是非作りたいとのことでした。
その裁縫箱は木工仲間の岡本貴稔氏(想作屋(法隆寺の近く))のオリジナルなので、少なからずためらいましたが個人で作って楽しむだけなので許してくれると判断しました。
実は、うちのカミさんはその裁縫箱の第一号ユーザーで、家に現物があります。なのでちょうど塩梅がよかったこともあります。


<下の写真>
左がカミさんの裁縫箱(岡本氏の作品)。全くガタがないのに軽〜く開閉できる抽斗(ひきだし)、上面には針山と糸巻きのホルダーが付いています。とび出た側板の斜めカットが印象的ですね。「筆返し」を想起させつつ針山への指アクセスの便宜を図るという、「用の美」です。大きさは幅約15cm。材はタモ。柿渋にベンガラを溶いて塗っています。
さてこれをご覧になって「欲しいっ!」と思われた方は、くれぐれも私ではなく彼にご注文願います。あるいは私が連絡いたします。

右の2つがNMさんの作品です。材はミズナラにしました。右端はまだ抽斗が組みあがってません。針山の意匠はこれからの作業になります。抽斗のツマミ(引き手)はNMさんのオリジナルで、チューリップをアレンジしたものになります。その部品が名刺入れの中に入っています。お楽しみに。

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▼「顔はダメよ」といわれたので。 
プロクソンのミニフライス盤で抽斗のダボ穴を加工中です。
ウクレレのときもそうでしたが、機械も手道具も接着も、ほとんど問題なくこなされます。

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2013年10月23日

国産材アコギ教室 Eライニング

裏板を接着するときの糊シロとなるライニングを作って接着します。

材はヒノキ。これを所定寸法に製材してテーブルソーで切り込みを入れます。生徒さんが「やりたい」と仰るので、安全上の注意をお話して、且つ安全な方法でやってもらいました。切り込みのピッチは刃口板に鉛筆で書いた線を基準にしています。ボディの腰部にくるところは、ピッチを狭めにしています。使用ブレードは横切り専用刃で、溝幅1.2mm程度。

▼青いシャツは生徒さんです。
craftm_OS2_sltlng.jpg


▼生徒さんに接着してもらいました。なお、ライニングはこの段階では断面長方形のままです。クリップが効きやすいからです。接着してから断面を台形に削ります。
craftm_OS2_glng.jpg
もうすぐ裏板が貼れます。早いです。




ラベル:ライニング
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2013年10月24日

木工コース:ギタースタンド製作1

ウクレレ、裁縫箱ときて次はギタースタンドの製作です。今春に完成してお渡ししたオーディトリアム(アコギ)用のスタンドです。

下は弊作の見本です。これをアコギ用にカスタマイズして、更に生徒さん(NMさん)のトレードマークのチューリップを木象嵌します。
craftm_guitarstand.jpg


材は上の写真と同じレッドアルダーを使います。
屋外の材料ラックにあるホコリまみれの荒板を雑巾がけするところから、作業が始まりました。これを手鋸でカットして(写真)、手押し鉋盤(ジョインター)で基準を出して、自動一面鉋盤(プレーナー)で厚みを出します。

craftm_nmgsmc.jpg


ほとんど生徒さんにやってもらうので、それが可能な方法で行なっています。
所定長さにカットして、出来る限り木目を合わせて接(は)ぎ合わせます。ただし、板が樹木であったとき、天を向いていた方向を必ず上にします。写真は、目違い(段差)が無いように仮止めしたあと、はみ出たタイトボンドを拭き取っているところです。このあと、F型の長いクランプでしっかりとクランプします。敷いているのは厚板ガラスです。

craftm_nmgsgl.jpg

to be continued ...







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2013年11月27日

国産材アコギ教室 Gバインディング

アップするのを忘れましたが、前回の教室で裏板を接着して(綿テープを使用)、バインディングとパーフリングの溝を彫りました。

きょうは、ほぼ一日かかってバインディングとパーフリングを接着しました。
バインディングは桑の木を切り出して黒の突き板を貼ったもので、ベンディングマシンで曲げました。パーフリングは市販の黒・白シングルヘリンボーンです。いずれも、生徒さんが「それでいい」ではなく「それがいい」というふうに選ばれたものです。この表現いいですね。つまり、前者は投げやり、後者は積極的。前者だと教える方が萎えます。

バインディングの調整と接着は私が行ないました。接着剤はタイトボンドのノーマルタイプ。まずは表面板側。パーフリングとバインディングを一挙に糊づけして、マスキングテープで仮止めしておいて、写真のように綿テープで縛って固定します。数時間後、裏板側の接着を行ないました。

慣れないと難しい工程ですが、入念に漏れなくリハーサルしておけば、そして何回か痛い失敗を経験しておけば ・・・ 楽しく作業ができるようになります。この綿テープ、オススメです。

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▼桑の木はベンディング対して極めて従順でした
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2013年11月28日

木工コース:ギタースタンド製作3

きょうはスタンドにチューリップとイニシャルを飾り付けました。デザインは、もちろん生徒さんのものです。

当初、象嵌する予定でしたが、立体的にしたいとのことでレリーフのようにしました。ルーターで彫り込む必要がないので初心者向けですが、出来てみるとほのぼのとした感じがしてなかなかいいと思います。

▼インディアンローズウッド材にインシャルの ”Y” を書いた紙を貼り付けて切り抜いています。ローズウッドの下に保護用に3mmのラワンベニアを貼り付けて、それごとカットしています。
craftm_nmgsic.jpg


▼タイトボンドで接着しているところ。5分ほどして貼ったものが動かなくなったら両面から板をあててギュッとクランプしました。
craftm_nmgsig.jpg

▼紙をはがして表面をサンディングすれば完成です。チューリップの花(橙色)はプトゥムジュ、葉っぱと茎(緑)はパロサントを使いました。インシャルもそうですが、木には着色していません。
craftm_nmgsif.jpg

次回にはスタンドが完成する予定です。



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