2013年01月09日

表面板と側板の接合

ネックのヒール部に側板を差し込むスペイン式で組み立てますが、この写真の様にクサビを打ちこんで固定します。これは我が師ロマニーリョスに教わった方式です。
このとき、どの面に接着剤を塗るかという選択肢がありますが、今回はすべての面に塗りました。
craftm_HLO.JPG


表面板と側板とは小さな駒(ペオネスと呼んでいます)で接合します。
ペオネスの材料・形・寸法・並べ方は、音に対して少なからず作用します。
今回は少し軽目のマホガニーを使いました。木目の方向は側板に並行です。
craftm_PNO.JPG


一方、裏板はセンター飾りを入れました。センターの材はサッチーネです。
そして、ピンクのパーフリング! 生徒さんは、なかなかのセンスをしていらっしゃします。
crfatm_BKO.JPG




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2013年02月02日

裏板接着準備

横板の裏板を貼る側にライニングを接着しました。
そのライニングに裏板の横バーが納まる溝を加工してから、ライニングの上面を裏板のドーム形状にピタっと合うように、削ったりサンディングしたりして入念に調整します。特にネックヒールの「ベロ」の部分の高さ調整には気を遣います。裏板の膨らみに合致してないと完成してから凹凸が必ず現れます。

今回のライニング材は、鋸目が接着側にくるリバースタイプのものを使いました。材はホンジュラスマホガニー。
リバースタイプの場合はあとで行うバインディング溝の深さが浅くて済むメリット(私はそう思う)があります。それと、裏板の補強バーが入る溝を加工するのも楽で、はみ出た接着剤の処理も楽です。とはいうものの、自分は鋸目のないライニングがベストと思っています。

裏板には、バーを4本入れました。これは目指すを音を考慮してのことです。裏板の厚みも考慮しました。
裏板センターの接ぎ補強には紅いサッチーネを幅広めで貼っています。狙いは、サウンドホールから覗いたときのインパクトです。なのでラベルもこの木の上には貼らないでおくつもりです。

さあ、次回の教室では箱になりそうです。

craftm_ON_pbg.JPG






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2013年04月24日

アコギ教室 トップとバックの接着

さすがにキットでの製作は早いですね。トップの接着が終わってこれからバックの接着をするところです。
バック板がうまくフィットするようにライニングの上面を均す作業は、初心者には難しいので私が行いました。
そのほかはほとんど生徒さんが実施されてます。
craftm_OS_pbg.JPG↑携帯電話で作者のお名前をマスクしています。


ラベル:トリプルオー
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ウクレレ教室 トップとバックの接着

こちらのほうも、順調に進んでいます。

トップの厚みは1.5mm前後まで削りました。そのブレイシング、響孔の上下に横に2本のみとしました。
トップを接着するためのライニングはキット付属のソリッドタイプを使いました。やはり表には薄いソリッドライニングがいいと思います。一方、バック側はご覧のように切り込みの入った幅広のもの(キットに付属しません)を使いました。こちらは強度優先です。そのライニングにはセラックニスを塗りました。
なお、携帯電話の下にはお名前が書かれています。
craftm_NU_tf.JPG


トップを接着したあとはその表面をきれいにサンディングして汚れ防止用にセラックニスを塗っておきます(あとではがします)。
バックのブレイシングにもニスを塗っておきました。
サウンドホール飾りは、キットでは無しなのですがご要望により、白蝶貝とアバロンを交互に入れて内外周に白とピンクのラインを巻きました。
この作業も生徒さんが実施されました。
craftm_NU_pbg.JPG





ラベル:ウクレレ キット
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クラギ教室 バイディング接着

アコギとウクレレの進捗を書いてきたので、クラギの方もついでに進捗を紹介します。

こちらはバインディングとパーフリングの接着が終わったところです。バインディング材はサッチーネ(ブラッドウッドともいうようです)。表のパーフリングには片ヘリンボーンもいっしょに巻きました。

このあとスクレーパでバインディングの出っぱりを削ってフラットにします。そのあと指板をフレット溝彫りまで加工してからネックに接着して、フレットを打って、ネックを成形して ・・・ と進んでいきます。
craftm_ON_fbn.JPG
トップ材ウエスタンレッドシーダの杢がきれいですね。


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2013年05月16日

ウクレレ教室 バインディング

キットにはもともとバインディングやパーフリングはありませんが、せっかくなので、また勉強のために付けましょうということになりました。
工房lにハカランダの端材があったのでこれを切り出してバインディング用に、またパーフリングは口輪とお揃いで赤と白のラインにしました。
バインディング材の製材こそ私が行いましたが、ベンディングアイロンでの曲げ作業は生徒さん(女性)です。

写真は、マスキングテープでのフィッティングリハーサルをしているとことです。この段階でバインディングやパーフリングと本体との隙間が皆無であることを確認します。

ヘッドの化粧板もキットにはありませんが、写真のようにホンジュラスローズの薄板に生徒さんデザインのチューリップのロゴを象嵌して貼り付けました。象嵌に使用したのはパロサントです。

特製の黒檀の指板ともあいまって、キットとは思えないかなりゴージャスな楽器となります。

P1080530.jpg




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2013年05月22日

アコギ教室 ネック仕込み調整開始

しばらくアップしてませんでしたが、ここまで進んでいます。
バインディングはキットではプラスチックですが、ハードメープルにしました。パーフリングもすべて木製にしました。この写真では見づらいですが、トップのパーフリングはシングルヘンリンボーンを巻いています。

ボトムセンターには写真のように私がクラシックギターの口輪に入れるモチーフを象嵌しました。生徒さんのアイデアです。
それとネックヘッドには生徒さんのイニシャルを木で象嵌しました。
指板サイドのポジションマークが通常と逆側なのは、「左きき奏者」用だからです。
ブリッジもキットのものは右用なので使えません。写真のように左きき用のものをハカランダでこしらえました。デザインはキットのダイヤモンドウイングタイプはやめてこちらにしました。ネックヘッドの糸蔵下部のスロープもマーチン標準の単純円形ではなくて四角くしました。他人の象徴的な意匠を使用するのはお好きではないようで、これには☆を五つ。

さて今日は、ネックのボディへの仕込み調整を行いました。このネックのヒール部には「昭和ボルト」が2本仕込まれている、いわゆるボルトネックです。ネジの大きさはW1/4です。
マニュアルには、ネックとボディを接合するときは、接着剤は使わないと書かれています(指板とトップの接触面だけは接着する)。これは知りませんでした。本当に接着しなかったら、ネックの交換が容易に可能ですね。

ネックをボディに対して 1.5° 寝かせて仕込むことになりますが、調整にはかなり時間を要しそうです。

craftm_OS_ilnk.JPG



posted by maru at 18:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 組み立て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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