2012年07月29日

はじまりはじまり

ほんの思いつきで始めた製作教室でしたが、さっそく熱心な生徒さんがきてくれました。
この教室の様子をいつものブログにアップしていくつもりでしたが、せっかくなのでこうして新設することにしました。どうぞよろしくお願いいたします。

病院勤務の傍ら、もう数十台もウクレレを作って愛好家に供給されているウクレレの製作家さんです。お名前は生駒市在住の大西さん(掲載許可を得ています)。氏はウクレレ演奏のほかクラシックギター演奏のほうもかなりの経歴・腕前をお持ちです。

さて、図面の手配から始まるという全くのゼロからのギター作りなので、治具や道具も作っていかねばなりません。いかがあいなりますでしょうか。楽しみですね。

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2013年02月02日

ウクレレ製作教室、始まりました

きょうからウクレレの製作教室もはじまりました、生徒さんは・・・まあ、追って紹介しましょう。

生徒さんのご希望もあって、まずは市販のキットを使います。が、キットそのまま作るのでは何も面白くないので、あれもこれもいろいろとカスタマイズする計画です。

▼定評ある「全音」のソプラノウクレレキットを選択しました
  トップ、バック・サイド、ネックともマホガニーの無垢材。
  上手に作ればかなり良く鳴るとのことです。
  下方に写っているGroverのギヤー式ペグは、別途購入品です。
  キット同梱のペグは減速無しなので、このウクレレには実用不可と判断しました。
craftm_NU_kt.JPG


▼指板が2つありますが、右側がキットのもの、左側がギターの製作教室に来ているO氏(ウクレレ製作家なんです)お手製の縞黒檀製。キットのものは木はふにゃふにゃで、フレッティングも??とのことで、O氏が特別提供してくれました(感謝)。これがまたゼロフレット仕様です。

キットには口輪飾りがないのですが、是非にとおっしゃるので貝の輪っかを象嵌することにしました。
トップ板には既にサウンドホールが空いているので、写真のようにぴったりの円板を作ってミニルーターで溝掘り作業が出来るようにしました。
craftm_NU_tpfn.JPG



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2013年02月26日

アコギの製作教室もスタート

3月からアコギ作りの生徒さんも仲間入りです。某O社の名器の修理にお見えになったのですが、費用をかけて修理しても元に戻らない状況だったので、それなら「作りたい!」というわけです。
全くの初心者なのでキットをお勧めしました。USAのマクド社のものを選択しました。

アコギ通の人なら写真を見ただけで一部始終おわかりでしょうね。
 ・トリプル・オー(Triple-O)の12フレットジョイント 弦長643mm
 ・ヘッドのペグはご覧のタイプです
 ・トップ材はAAAの北米スプルース
 ・サイド・バックはインドネシアローズ
 ・ネックのマホガニーはホンジュラス産のようです
 ・ネックジョイントはドイツ式(ホゾ+ボルト)です
 ・写真のペグは付属しません 別途購入しました
 ・原寸大のCAD図面と37ページに及ぶ写真入りの組立マニュアルとDVD付き
 
私自身もたいへん興味あるモデルなので、気合を入れて作っていきます。
このシリーズもどうぞお楽しみに!

▼写真をクリックしていくと画面からはみ出るほど拡大します

craftm_OS_kt.JPG










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2013年07月20日

アコギコース @設計

OSさん、処女作が完成したと同時に第二作目に挑戦です。
オール国産材の640mmスケールです。もう2作目なので私の実作業量を少し減らそうと目論んでいます。

二人で全体図を仕上げました(下図)。1作目のトリプルオーを少し腰の位置を下げて全体的にグラマラスにしました。全幅は500mm。
さて、OSさんが選択した材料は以下のとおりです。
 トップ : 日本杉(山陰地方産)
 サイド・バック : ミズメザクラ柾〜追い柾
 ネック : ヒノキ柾(大台ケ原産)
 指板 : イスノキ(ユス=柞 とも云う) ・・ 日本で最も重い
 ブリッジ : イスノキ or ヤマグワ or ミズメ
 バインディング : ヤマグワ
 内部材 : 木曽ヒノキ柾
昨年、この杉を使ってライアーを作ったことがあるのですが、とても良い響きをしていたのを思い出します。
ヒノキのネック? と首をかしげるには及びません。目の詰んだ柾目材なら強度ではアフリカマホガニーやセドロに比肩しますし、狂いにくさでは遥かにしのぎます。もちろんカーボンロッドも仕込みます。音は? こればっかりは。

no20719.jpg



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2013年07月29日

アコギコース A製材

このギターはすべて日本国内で育った樹木を使用するのですが、ギター用材としてはあまり販売されてません。工房に無いものは、家具用とか工芸用の材料を探してきて自前で製材します。

▼ギターのサイド板にするミズメザクラを薄くスライスしています。堅くて15cm以上もあるので、このバンドソー(DELTA 28-241)では仕様範囲外となる幅広のブレードを使いました。怖いくらいに切れ進みますが、真似しないでください。ミズメザクラですが、鉋ががりが極めて美しくこの上なく上品な木で、好きな木のベスト3に入ります。サクラという名前は商売用の呼び方で、実は樺の仲間です。
craftm_OS2_mzrp.jpg
 ↑ 生徒さん(OSさん)が見つめています

▼左がバック板にするミズメザクラ、右がトップにする杉 いずれも赤身の柾だけをはぎました。
craftm_OS2_bktp.JPG

基本的な材料はこれでいきましょうということになったので、次回から外型枠(アウトサイドモールド)の製作にはいります。



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2013年08月03日

クラギ教室 完成!!

ほぼ一年かけて完成しました。これまでの経過は過去の記事をご参照ください。

▼トップはウエスタンレッドシーダー(通称米杉、日本的にはネズコ)、サイド・バックはインドローズ、ギルバートブリッジはジリコテ、全体に赤ないしピンクをフューチャーしています。全面セラックニスのフレンチポリッシング(タンポ摺り)仕上げ。
craftm_ONtb.JPG


▼指板面は半径20インチの円弧にしているので私でもセーハしやすいです。バインディングはサッチーネ(ブラッドウッド)、パーフリングは濃いピンクと白、それにシングルヘリンボーン。
craftm_ONn.JPG


▼7フレットには指板面にも白蝶貝のポジションマーク。フレットワイヤーはブラス(しんちゅう)で、金ピカなんですが、私の腕ではうまく色表現できません。
craftm_ONm.JPG


▼一応オリジナルのヘッドなんですけど・・・。ヘッドプレートはジリコテ。ペグは 独逸のシャーラースイスのシャートラー。
craftm_ONh.JPG


▼インドローズの裏板。いい柾目なので塗り甲斐がありました。
craftm_ONb.JPG


▼ヒールキャップはジリコテにサッチーネを象嵌。ネックはセドロです。
craftm_ONc.JPG


▼ボディのプランティージャは、 J.L.Romanillos
craftm_ONa.JPG

試奏の感想は ↓
http://naracraftm.seesaa.net/article/370532572.html

ということで、Oさん一年間お疲れさまでした。私も杉のギターは初めてだったのでワクワクしながら作りました。結果は、客観的にまた純技術的に評価して、自分で云うのもなんですが☆が4つ半でしょうか。(あとの☆半分は気の遠くなるようなところにあります)


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2013年08月04日

クラギコース 第2作開始

昨日紹介した杉のギターに続いて、Oさんが今度は松のギターに取り組まれます。

まずは表面板の材料選択です。作りたい楽器のイメージに照らし合わせて、工房にある中でも堅さがトップクラスのヨーロピアンスプルース(製材後約10年)を選ばれました。きょうはこれをさっそく接ぎました。

今回は口輪も手作りするので、これの材料準備も行ないました。口輪のデザインは私のギターと同じにされます。グラナディラ、サッチーネ、アマレロ、プトゥムジュといった木で寄木象嵌します。

ということでいま工房では、国産材のアコギ、松のクラギ、そして私が注文対応を開始したクラシックギター(2台)の4台が並行して進行しています。あ、それと木工コースの裁縫箱作りもありました。

blog更新も忙しくなりそうです。



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